そもそもGRINDCIRCUSで言ってる
"ELECTRIC HARDCORE x STREET CULTURE"って何やねん!という話し。
まずこれを説明しようとすると自分のHARDCOREとの出会いから語らなアカンねんけど…。
そもそも自分のHARDCOREとの出会いはBREAKCOREではなくGABBAからやった。
というか、自分が中学生の頃やから、まだBREAKCOREというジャンルは海外のUNDERGROUNDではその原型となるような音楽は生まれつつあったみたいやけど、日本にはほぼ伝わって来ておらず、その上海外でのスタイルも今みたいにAmenを切り刻んで乱打しまくるというスタイルでは無かったので、HARDCOREと呼ばれるテクノはGABBAかDIGITAL HARDCORE、ロック寄りやけどINDUSTRIAL METALくらいしか無かった。
そんな中で色々あって(超端折るw)最初に手にしたCDが
"V.A. / Industrial Fucking Strength 1"
"V.A. / Industrial Fucking Strength 2"
"DELTA 9 / Disco Inferno"
"D.O.A. / New York City SPEEDCORE"
という、まあ分かる人からしたら濃過ぎる4枚w
この頃はまだ何とタワレコにGABBAコーナーがあってんな。
まあ、マイナー盤に異常に強いことで知られてた今は無きアメ村タワレコやったからかも知らんけど…ちなみに当時は良さが分からんくて買えへんかったけど、視聴機にHELLFISHが入ってたという無茶っぷり!
で、まあそこからも更に紆余曲折あって、大阪(当時)のHARDCOREレーベル"MADDEST CHICK'NDOM"の活動に参加させてもらう事になったんやけど、その当時に現役バリバリで活動しまくってた先輩方というのは若干19才やった自分からしたらファッションを含め超輝いてた!
丁度HIPHOPが脚光を浴び始めた時代やったのでB-BOYなファッションの人もおったり、SK8ERな人もおったり、モード最先端な人もおったり…とにかくクソガキな自分からしたらスキルも見た目もカッコ良過ぎて、なんかそれまで普通のROCKやMETALのKIDSやった自分からしたら、そういったジャンルの持つSTREETなスタイルに良い意味でのUNDERGROUND感をプラスした感じでハンパ無かったんやな。
その後BREAKCOREの出現→台頭や、GABBAムーヴメントが下火になるにつれて、GABBAはゲームやアニメを筆頭としたオタクカルチャーとの融合を図り、そこからJ-COREというジャンルが派生したり…とまあ説明が難しいくらい激動の時代を迎えるんやけど、GABBAとJ-COREが共闘するにあたり、以前までのSTREETなテイストは影を潜め、よりCLUB EVENTらしさを増すことになる。
そんな中でも俺はずっとあのHARDCORE CULTUREに触れた時の衝撃や衝動を忘れる事ができず「SK8のBGMといえばPENNYWISEもエエけどやっぱGABBAやろ!」とか言ってた。
しかし良くも悪くも今までがそうであったように時間・時代とともに状況というのは変わるもので、J-COREの中にもSTREETなニオイを感じるSOUNDやファッションのアクトが現れたり、STREET CULTUREやBREAKCORE育ちのKIDSがJ-COREを入り口にGABBAに触れてくれたり(勿論GABBAに直接入ってくれるパターンもある!)、そもそもANIMEというCULTURE自体がDENPA!!!などをキッカケとして以前ほどマイナスなイメージを持たなくなったりと、俺の憧れたあの頃のHARDCOREシーンを取り戻す、あるいは更に突き進めるタイミングとしては最高なんじゃないかと思って立ち上げたのが、このGRINDCIRCUSということです。
特に、今まではこういう考えの人は俺か、今は活動を休止気味な先輩方だけやったけど、新世代にも同調・共闘してくれる仲間が沢山居るしね!
まあ、長々と小難しく書いたものの、結局色んなPARTYに遊びに行って、それがすっげー面白くて、自分でも色々面白いことをやりたい!って思ったのがほとんどやねんけどな!そこで自分で面白いと思うのがSTREET CULTUREとの融合ってのが大きかったってだけで。
という事で色々と面白いことを仕掛けていきたい!皆ついて来てくれよー!